第 18 号
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インターネットによる情報交換情報発信の行方
大阪大学医学部附属動物実験施設
黒澤 努

はじめに
  本年になってインターネットを話題とする書籍,テレビ番組が急増した。過去にもいろいろなはやりものは出現したが,それらは短時日でしたり,その後話題に上らなくなったものも多い。しかし今回のインターネットは科学を含む高度な社会生活に不可欠な情報交換のtoolとして登場し,これがやがて日常生活にも入り込もうとしているので,単なるブームとして終わることはないようである。今から約10年前大阪大学医学部でほそぼそと電子メールを使い出した頃は,本当にこれが有用なtoolとなるかどうかは確信が持てなかったが,こうなるとどうやら本物のようである。
 実験動物は“科学家畜”ともいわれるように科学を背景として始めて成立する概念であるから,この分野に携わる者にとって情報の交換は他の分野より一段ニーズが高い。そこで実験動物関係者は,この分野の発展を考えるなら,いかにこの新しい情報交換のtoolを取り込むかが課題となる。残念ながら実験動物分野の関係者は必ずしもコンピューターなどの機器に精通したものばかりではない。そこでできるだけ平易な,また実例を示しながら,インターネットを利用した情報収集および発信について述べる。

インターネットヘの接続
 インターネットによる情報交換を行うためには,まずインターネットに接続されたマシンが必要である。まず読者の近くにすでにあるパソコンをインターネットに接続することを目指して解説を始める。
 接続するために必須なものは,まずコンピューターである。もちろん古い器械でも接続は可能であるが,容易に接続でき,かつ接続後も快適に利用するためには,3年以上古い器械は適当ではない。現在この目的で使うためのコンピューターの実勢価格は15万円以下であることを考えると,古い器械で苦労することは勧められない。とくにNEC社のPC98シリーズはわが国でこそベストセラーのパソコンであるが,国際的にはまったくマイナーな器械であったのでお勧めしかねる。ただし基本ソフトとしてウインドウズが動くPC98であればその利用を必ずしも否定するものではない。実際,現在市販されているインターネット接続が嘔い文句のパソコンもその殆どがウインドウズを前提に販売されているので,接続機器および接続用ソフトも豊富にそろっている。しかしこれらのパソコンでは必ずソフトの環境設定が必要になる。したがって近くに練達の士がいない,自分でパソコンソフトの環境設定を出来る腕も持たないなら,ウインドウズパソコンも勧められない。全くの素人を自認するかたにはマッキントッシュをお勧めする。さいわい現在市販されているマッキントッシュであれば最も安い機種(現在はLC630)でも十分である。筆者はもうすでに販売されていないLC475を利用している。マッキントッシュでは設定は不要かというとそう言うわけには行かない。種々の設定,それもマウスをクリックするだけでなく,多少はキーボードをたたく必要もあるが,それらはせいぜい全部で10行くらいであるから,ワープロで文章を作った経験の有る方なら何等問題はない。古いマッキントッシュの場合は一時期大変良く売れたSIと言う機種よりも新しいもので,ハードディスクの容量が100MBは必要である。ハードディスクが少容量であれば追加購入する必要があるが,それであれば新しいマッキントッシュを購入することを勧める。

周辺機器
 周辺の接続機器で必要なものは,インターネットがどれほど近くまで近寄ってきているかによって大きく異なる。ここではすぐそばまで近寄っている場合と,一般の家庭などで全く近くにない場合の二つについて述べておく。すぐ近くにあるというのは,たとえば国立大学などで,基盤として学内にLANと呼ばれるネットワークがすでに敷設されているようなケースである。たまには自分の大学の学内LAN設置の計画にのりおくれて,近くに接続ポイントが無いかたの場合は,あらためてLANを延伸してもらうのも一つの方法であるが,LANは通常計画的に配線されてしまっているので,延伸のためには費用と技術が必要となり,積極的には勧めない。中央的に延伸していただけるので有れば遠慮なく申請書を書くべきであるが,自分で延伸するにはかなりの覚悟が必要である。

表1 近くにインターネットの支線が有る場合の接続必要機器
 トランシーバー(10BASE5用)  2-3万円
 トランシーバーケーブル  約5千円(長さによる)
 HUB  2万円
 10BASE-Tケーブル  1000円
 マックトランシーバー  1万円
 イサーネットボード
  (最新のマシンにはすでに装備されている)
 2万円

 通常インターネットの物理的な支線は10BASE5あるいはイエローケーブルと言われる同軸ケーブルである。これが近くを走っていればそこからの接続はトランシーバーと言われるこのケーブルヘの接続機器(素人が接続はできないが,特殊技術はないような通常の販売店でも接続できる場合は多い)を設置しそこからトランシーバーケーブルといわれる線をパソコンの設置して有る部屋まで延伸する。そのケーブルにHUBといわれる電話のモジュラージャックの少し大きめのさし込み口がいくつかついた機器を接続し,パソコン側の同じくモジュラージャックの口のついた接続ボード(イサーネットボード)に接続したマックトランシーバーとHUBの間を10BASE-T(ツイストペア)ケーブルで接続する。
 これらの接続のうち10BASE-Tケーブルをつなぐのは電話のモジュラージャックの接続と同じであるからだれにでもできるが,それ以外は素人工事は勧められない。イエローケーブルからの距離にもよるが,当大学の生協などに依頼すると部品込みで15万円以下で上記工事はすべてやっていただける。他の大学でも似たような経費を覚悟すればよいであろう。また工事費のほとんどは技術科であるから,どうせ設備するなら計画的に数カ所同時に工事を行えば1カ所当たりの単価は下がることとなる。
 ここで注意すべきは,こうした接続をしても実際的には情報を集配するサーバーとよばれるコンピューター上に利用権限がなければ使うことは出来ない。また自分の使うパソコンをネットワーク上で登録しなければ後述の電子メールもアドレスが分からないので配達されるわけがない。近くにインターネットの支線が有る場合でもそのネットワークを管理している方と良く相談し,電子メールアドレス(実際にはサーバーのアカウント)とIPアドレスという世界的にそのパソコンを認識するための唯一の番号を取得する必要がある。もちろん自分の部屋にすでにHUBが設置されていれば工事は全く不要でイサーネットボードの入ったパソコンを準備すれば接続は素人でもできることとなる。したがって接続工事をお願いするので有れば,自分の部屋にインターネットに接続されたHUBの設置をお願いすれば良いこととなる。
 一般の家庭などで近くにインターネットの支線が無い場合は,ネットワークサービスプロバイダーと呼ばれる接続会社に接続を依頼することとなる。このために必要な機器はモデムと電話回線だけである。電話回線もモジュラージャックが設置されていれば(されてなければNTTなどに依頼する)そこからモジュラーケーブルをモデムに接続し,モデムとパソコンをシリアルインターフェースケーブルで接続する作業が必要となる。いずれも素人で十分可能な作業である。

接続用ソフト
 まずインターネットに接続するためだけのソフトが必要である。これはインターネットでつかわれる通信プロトコルがTCP/IPといわれるもので,要するに信号のやりとりの手順を記述したものであるがそれを解釈するソフトである。マッキントッシュでは漢字talk7.5であればすでにMacTCPというソフトが組み込まれている。ネットワークサービスプロバイダー経由で利用するPPPというソフトも必要である。これはフリーウエアとして広く通しているので,ネットワーク関連雑誌でCD-ROM流が添付されていればほとんど収載されている。
 これらのソフトの設定にはキーインが必要となるが,全体量はせいぜい10行程度である。設定入力のコツはどのような文字も手引き通りに正確に打たなければ成らないと言う点である。たとえ”.”ひとつとってもヒゲがある(”,”)かないかで意味が違うし,スペースがはいっているかいないかでも意味が違って接続できなくなる。この設定方法は,インターネットに直接接続出来る方はそのLANの管理者に教えて貰うことができる。またネットワークサービスプロバイダー経由であれば詳しい手引きがその会社から入手可能である。
 こうして自分のパソコンが接続されると次はインターネットを利用するためのソフトの準備が必要である。まず電子メールであるがマッキントッシュの場合フリーウエア(無料)でEudoraというソフトが広く流通している。現在筆者が使っているのはJ1.3.8というバージョンであるが,近くで使っている方からいただいても良いし,ネットワーク関連雑誌の付録のCD-ROMにはほとんど入っているのでそれを利用するのが良い。これの使いかたの詳細は,そのソフトとともに100頁以上のマニュアルが電子ファイルとして添付されているのでざっくり読んでおくと,のちのち都合がよい。ときどきこれを全部プリンターに出してから読む方がいるがこれは全くの無駄である。一度インターネットの世界に入ると情報は電子ファイルであり,それはディスプレイ上で読むことになるのであるから,この際こうしたマニュアルもディスプレイ上で読む練習をすることを勧める。実際なにか分からないことがあればその単語をキーワードにしてマニュアル内を検索すれば,どこに目的のことが書かれているかをいちいち探す手間が省けるというものである。
 とはいっても一体どんな設定が有るかをしらなければ不安であろうから参考に私の設定を紹介する(図1)。
 最初の行は電子メールを集配してくれるコンピュータの名前と,そこに登録された自分のID(アカウント)である。@の前のtsutomuというIDが大阪大学医学部附属動物実験施設の電子メールを集配してくれるiexasというコンピューターに登録されていて,そのコンピューターはmedという医学部のLANの中にあり,medというLANはosaka-uという大阪大学のネットワークの中にあり,それはacというドメインの中(これはacademicの略で大学を意味している。coは民間会社,goは政府の機関を意味している。)にあり,これらはjp(日本)という国のなかですよと,いうことを示している。次の行の“本当の名前”には何でも好きなものをかいて構わないが電子メールの発信者名としてこの名前が自動的につけられるので本名を書くべきであろう。
 SMTPサーバーというのは実際に電子メールを集配する仕掛けが載っているコンピューターのマシン名か,IPアドレスという世界中でそのコンピューターにだけ付与された番号を書く。これはネットワーク管理者あるいはネットワークサービスプロバイダーから教えて貰える。
 ”電子メールアドレス”は通常一番最初のものと同じになるはずである。
 ”新着チェック頻度”はその字の通り,電子メールを集配しているコンピューターに電子メールが来ているかどうかの問い合わせをどの程度の頻度で行うかを書く。つぎの2行はかならずしも書く必要はない。最後の段は最初に設定して有るとおりデフォルトで良いが,表示フォントのところだけは自分のパソコンが持っている日本語のフォントを指定する。Osakaはすべてのマッキントシュが標準でもっている日本語フォントなのでこうしておけば文化けの心配はいらない。
 以上のように設定といってもこの程度のものであり,電子メールをこれから書こうと思う方で有ればこれくらいのキー入力は大した問題とは思えない。
 こうして電子メールの設定が出来たらとりあえず誰かに電子メールを出して返事を貰いたくなるであろうから,筆者の電子メールアドレスをお使いいただきたい。
 こうした便利な電子メールの仕掛けも一対一で使っているうちは通常の手紙あるいはfaxとそれほど変わらないが,mailinglist(ML)という同時通報の仕掛けを使うと,急に電子メールの意義が増す。これは有る特定の仲間が全員の電子メールアドレスをリストにして持っていて,そのリストを指定するアドレスに電子メールを送ると全員に電子メールが届けられるという仕掛けである。こうしたMLは研究会の運営などに多用される。
 実験動物技術者協会の総会が三年前に大阪で開催されたが,それを契機に実験動物環境研究会という組織が旗揚げされた。ここでは主に実験動物の飼育環境,ケージ,ラックなどの実験動物をとりまく環境全般の研究を討議する場だが,そこでは会員用にMLを立ち上げている。会員でないかたも是非そちらに電子メールを送ってみていただきたい。アドレスはalaenv@iexas.med.osaka-u.ac.jpである。こうして多数のかたに自分の意見を送ると,誰かがその意見を修正したり,あるいは対案を加えたり,よりよいアイデアを盛り込んでもとのMLに電子メールを返す。このときも最初の電子メールは電子ファイルなので,ワープロで文章を直すのと同じ様に,最初から全部を打ち直す必要はなく,必要な部分だけ打ち直して転送するので非常に短時間で新たな電子メールが作成できる。こうした電子メールをML宛に送ると,さらにそれより良いアイデアを持つヒトが同じようにしてゆくと,これはもう会議をしているのと同じで一人一人のアイデアは画期的ではないとしても,それらが多数集まると大変良い案ができるわけである。またその議論の過程も全員が受け取っているので,どうした経緯で物事が決まっていったかが良く理解でき,同じ議論を蒸し返したりすることが大幅に少なくなる。

WWWサーバー
 次にいまはやりのWWWサーバーの利用である。この仕掛けは1980年代に入ってから急に普及し始めたもので,インターネットの充実とともにその利用の手軽さから1994年から急速にその利用が拡大している。この中には2つの要素があるが,第1には情報をWWWサーバーで提供する,情報発信であり,第2にはそれらを容易に探索,検索する情報受信である。まず情報受信の方法について述べる。上記のようにインターネットに接続されたパソコンから,キー入力を殆ど必要とせず,情報受信は可能である。このためにはブラウザと呼ばれる情報を受信するソフトを自分のパソコンにいれる必要があるが,このブラウザは多くの研究機関では無料で使えるものが出回っており,購入するとしてもいずれも1万円以内と大変安価である。種々のブラウザが開発され猛烈な勢いで改良が続けられている。最近はこれを使って買い物をし,その現金決済もできるようになってきたことから,銀行カードの暗証番号,あるいは口座番号の秘密が漏れないような仕掛けを賦与する試みがなされている。今回の実験動物に関する情報の受信,発信にはセキュリティーという概念はさほど必要はないが,今後これが一般社会で普及するとセキュリティーを高めるということを今から考えておいても良いのではないかと思われる。
 ブラウザはご多分にもれずインターネット関連雑誌の付録CD-ROMにお試し版が多数のっているのでそれを使うことを勧める。筆者は現在Netscape2.0blを使っているが,これは機能が高いだけでなく,多数のWWWサーバーがこのブラウザに対応するように情報発信をしているのと,研究機関では無料でつかえることから愛用している。また入手できないかたは筆者あて電子メールを上記のEudoraを使って送っていただければ詳しい入手方法をお伝えできる。また忙しい方はNetscape社に電子メールを送る(info@netscape.com)かあるいはお試し版のブラウザでNetscape社のHomepageに入り(http://home.netscape.com/comprod/mirror/index.html)直接最新版を入手することが可能である。入手したブラウザはそのほとんどが自然解凍が出来るように圧縮されているので,実体をおいておくフォルダーを指定して,クリックするだけで使用可能となる。
 実際にどこかでまずアクセスする際には,米国のWWWサーバーを指定すると大変時間のかかることもあるので国内のWWWサーバーにアクセスしてみることを勧める。大阪大学医学部附属動物実験施設では英文,日本文両方のhomepageを用意しているので,こちらにアクセスすると,国内はもとより国外の実験動物関連WWWサーバーを多数リンクしているので,まず試みることを勧める。
 日本語はhttp://hayato.med.osaka-u.ac.jp/index-j.htmlで英語はhttp://hayato.med.osaka-u.ac.jpにてアクセスできる。Netscapeを立ち上げると最上部に9個のボタンがあるので,左から6つめOpenのボタンをクリックするとOpen Locationと書かれたウインドウが開くので,そこにhttp・・・以下のアドレスを入力するとアクセス出来る。
 このようにして一度便利な情報発信サーバーを見つけると,それを自分のパソコンに容易に登録する事が可能である。画面の最上段のBookmarksと書かれているところをクリックするとプルダウンメニューが出てくるので,その中からAdd Bookmarkを選択すると,現在アクセスしているpageのアドレスが登録される。再度情報をとりにゆくのは同じく画面の最上段のBookmarksと書かれているところをクリックし,プルダウンメニューが出てきたらその中に目的のpageの名前がでてくるので選択する。

情報発信
  折角インターネットに接続できたので,今まで蓄えてきた自分の知識情報を発信するのが次の段階である。
 もっとも容易な情報発信は電子メールを出すことである。相手が一人だと情報発信などといった大げさなことにはならないが,前述のMLに対して電子メールを送ると多数のかたがそれを見るので情報発信と言われるほどになろう。MLの使い方に“何々しりませんか?”の電子メールが有る。これを見た会員の内,その答えを知っている方が“それは何々です。”と答える。こうすると返事を出した方は質問した方にだけその情報を伝達するだけでも良いのだが,MLに返事をすると,それを受け取った全員が新しい知識を得ることができることとなる。すなわち情報発信のためには,こうしたMLに参加し,誰かが質問したときに自分が答えを持っていたらすかさず答えを返信していると,これこそがインターネットを通じた情報発信となるわけである。これを英語で行うことができれば世界的なMLに参加する意義も増そうが,そうでなくてもすでにわが国に実験動物関係者全部を網羅するMLが上がっている。
是非そこに登録して貰いたい。このMLの管理者は徳島大学医学部の松本先生でアドレスはjalas@anex.med.tokushima-u.ac.jpである。
 また国立大学動物実験施設協議会ではsisetu@anex.med.tokushima-u.ac.jpというMLが上がっている。こちらは協議会の参加校が会員だがこうしたMLに質問を出したりするのは何等問題はないものと思われる。
 今までに自分が収集した情報を発信するのがインターネットでの情報発信の究極である。情報発信する度にキー入力していたのではその情報量も限られるが,すでに電子化してある情報,あるいは電子化された有用な情報を入手した場合はこれらを積極的に発信したいものである。このための仕掛けとしてWWWサーバーがある。従来はこうした情報発信にはワークステーションとよばれる本格的なコンピューターが必要だったが,現在はマッキントッシュでもWWWサーバーとして情報発信できるようになった。そのためのソフトはMacHTTPである。これも雑誌の付録CD-ROMについてくる。設定もそれほど複雑ではない。ただ凝った情報を発信するためにはHTMLと呼ばれるファイルの書き方を勉強した方が良い。現在のHTMLには実に多数の機能が付いているが,その代表的なリンクの機能について説明しておく。これは前述のブラウザで,あるファイルを見ると,ところどころに色が変わっているか,アンダーラインされている箇所が見つかる。この部分をクリックすると,そこで指定されたファイルがウインドウに示される。すなわちある単語をより詳しく説明しようとするとき,そのページには書ききれないので,印だけをつけておき,その単語を選択すると,詳しい説明を参照できることとなる。これをリンクすると呼ぶ。このファイルは同じコンピューターの中にあっても良いし,インターネット上のどのコンピューターのどのファイルでも公開されているものなら指定可能である。
 筆者は自分のWWWサーバーを運営しているが,そこには実験動物関連のWWWサーバーが多数登録されているので,自分のパソコンではこのWWWサーバーをまず登録しておいて,何かにつけ情報を探しに行くときは,自分のパソコンに登録してある,自分のWWWサーバーをまず見に行くようにしている。このリンクの機能を利用すると,自分が知り得た情報および情報源は,リンクをさせるだけで自分がいつでもつかえるだけでなく,良く整理しておいて,自分のWWWサーバーの目次にでもリンクさせておくと,誰でもが使えるようになる。上記の実験動物関連のWWWサーバーのリストは筆者が自分の便利のために作ったページを世界中の方に開放しただけである。したがって筆者が新たに知り得た実験動物関連のWWWサーバーは,ここにどんどんためられることとなり,その蓄えた情報がさらにインターネット上で公開されているのである。これを世界的な規模でやっているのがワシントン大学のKen Boschert博士であり(http://netvet.wustl.edu/vet.htm),現在は実験動物関係者が自分のWWWサーバーを上げるとそこからリンクを張ってくれるように依頼が来るほどとなっている。こうなるとインターネット上で情報を探し回る必要は無くなり,居ながらにして新しい情報がそこに集まり,それがまた世界中に公開されるわけである。

関連資料
 こうした新しいものを実際に使うときには教科書はあまり役にたたない。最も良いのは何としてでもインターネットに接続して,そこから情報を入手して改善して行くことであるが当然のことながらこれは未だ接続されていない方にはできないことである。そこで安価な最初の情報源としていくつかの関連雑誌をあげておく。
「インターネット・インターネットユーザー・DOOR」
 これらはいずれもCD-ROMつきで上記のソフトはほとんど入っている。いずれも2,000円以下の雑誌である。