第 18 号
 
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編集後記
小 原

 寒さの中にも早春の息吹が感じられる今日この頃となってまいりました。大変遅くなりましたが,広報第18号をお届けいたします。
 今年の干支はネズミ,世界中には4千3百種類の哺乳類がいますが,そのうちネズミの仲間が41%,そのなかでマウス,ラットは実験動物のなかでも最も多く使用され,医学の分野では欠かせない存在であります。げっ歯類のなかで,今ペットショップで人気の高い動物といえばハムスターで,金額もてごろなせいか最も多く売れているそうです。広報第18号の表紙に可愛いシリアンハムスターの写真(日本エスエルシー(株)の御好意)を掲載しました。
 さて,特別寄稿欄1に『インターネットによる情報交換情報発進の行方』と題して,この分野に非常に詳しい大阪大学医学部附属動物実験施設助教授の黒澤努先生に原稿をお願い致しました。ウインドウズ95により,パソコンブーム到来,『今はパソコンは一家に一台』の時代といっても過言ではありません。マルチメディアに乗り遅れたくない方,弱い方『特に40〜60代のおじさま』に,わかりやすく,簡単に,さらに実例まで示して書いて頂きました。資料欄には,近年,遺伝子操作の技術が進み,特定の遺伝子を細胞に組み込んだトランスジェニックマウスと,逆に目的の遺伝子を壊して動けなくした,ノックアウトマウスが各研究施設でさかんに作られ,また多く使用されるようになりました。そこで,上記の関係資料『動物実験施設における遺伝子導入動物の取り扱いに関する手引き,国立大学動物実験施設協議会作成』を掲載しました。